Ubuntu 20.04 LTS で C# アプリを動かしてみた

ゴールデンウィークの前半を利用して、久しぶりに Linux をいじってみようと思い、Windows11 の WSL 2 で Ubuntu 20.04 LTS をインストールしました。

今回は、Ubunut 上でも Windows で作成した C# アプリが動作するのか、試してみました。

テストには、MonoDevelop を使ってみます。
MonoDevelop は、クロスプラットフォームの C# 統合開発環境で、Linux 環境で C# のプログラミングができます。

MonoDevelop のインストールは、こちらの HP を参考にしてください。
Linux (Ubuntu) に MonoDevelop をインストール

実行させるアプリは、Windows で開発した「2Kakudori-mini」を使用しました。

Ubuntu で、実行ファイルの「2kakuMini.exe」があるディレクトリに移動してから、コンソールで次のコマンドを実行します。

mono 2KakuDori.exe

みごと、「2KakuDori Mini」が実行できました。

ちなみに、次が Windows での実行画面です。

2KakuDoriMini のメイン画像

フォント以外は全く同じ状態で実行されてます。
動作も問題なく、正常にプレイできます。
ただ、なかには実行できないプログラムもあります。内部で Windows 固有の処理をしているプログラムでしょうか。

ダウンロード時の警告

「Google Chrome」でデータをダウンロードすると「〇〇〇.zip は一般的にダウンロードされているファイルではなく、危険を及ぼす可能性があります。」と警告表示される場合がありますが、当ブログのダウンロードファイルは問題はありませんので、ご安心ください。

spacedesk Beta III v0.9.34

Android や iPad などのタブレットを PC(Windows 10)のサブディスプレイとするアプリです。
使ってみると、これがなかなか便利でした。

使用環境は、PC が Windows 10 Home(64bit)で、タブレットが中国製の安価なタブレット(Andoroid 7.0)です。

インストール方法

spacedesk の公式サイト( https://spacedesk.net/ )へアクセスし、「DOWNLOAD NOW」をクリックするとダウンロード画面へ移動します。

spacedesk01hp

まず、Windows PC(SERVER)側のソフトウェアをダウンロードします。

spacedesk02down1

ダウンロードしたファイル(spacedesk_driver_Win_10_64_v0934_BETA.msi
を実行するとインストーラが起動します。
以下、初期設定のままインストールを進めれば大丈夫です。

spacedesk04inst

spacedesk05inst

spacedesk06inst

チェックは付けたままで。

spacedesk07inst

spacedesk08inst

spacedesk09inst

spacedesk10inst

次に、タブレット(Android)で、GooglePlay からタブレット(CLIENT)側のアプリをインストールします。
“spacedesk” で検索するとすぐに見つかります。

spacedesk12googleplay


起動方法

まず、Windows PC側で、インストールした ”spacedesk SERVER” を起動します。
設定等は特にありません。

spacedesk11main

次に、タブレット側で、インストールした ”spacedesk Beta” を実行します。

spacedesk14tablet

自動的に PC 名と IPアドレスが表示されます。
よければ画面をタップします。

spacedesk15tablet

タブレット側に PC のデスクトップ画面が表示されます。

spacedesk16tablet

タブレット側で画面をタップすると、マウスカーソルが PC からタブレットに移動します。
また、タブレット側でマウスホイールをクリックすると、マウスカーソルが PCへ戻ります。

PCにあるウィンドウを右側へドラッグしてみます。

spacedesk13pc

タブレット側の左側からドラッグしたウィンドウが表示されてきます。

spacedesk17tablet

この操作で任意のウィンドウをPC側とタブレット側とでやり取りすることができます。

これで、大きいPC画面を目一杯使って作業をしながら、タブレット側でウェブ検索やメールチェックなどを平行してすることができるようになりました。

WordPress のインストールフォルダの移動

さくらインターネットのレンタルサーバで、サーバコントロールパネルからクイックインストール機能を使って WordPress をインストールしました。

ただ、WordPress は独自ドメイン直下ではなく、その下の任意のサブフォルダにインストールされましたので、これを独自ドメイン直下に移動させてみました。

まず、WordPress インストール直後に[設定]ー[一般]メニューで、

WordPress のアドレス(URL) : http://独自ドメイン
サイトアドレス(URL): http://独自ドメイン

のように、独自ドメインに変更します。

エラーが表示されましたが、気にせずに、さくらのサーバコントロールパネルからファイルマネージャを起動して、WordPress のフォルダ全部をルートフォルダ(独自ドメイン直下)に移動させました。

WordPress を再読込してみると正常に表示されましたが、・・・これでいいのかな。